丸幸亭老人のシナにつける薬

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help リーダーに追加 RSS 「文化中国」という侵略思想

<<   作成日時 : 2007/10/22 18:56   >>

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「文化中国」(Culture China)という考えは, ハーヴァード大学の杜維明教授(現・哈佛燕京学社(Harvard−Yenching Institute)社長)が80年代から唱えているものである。

杜維明氏は、大陸生まれの台湾外省人であり米国留学後そのまま米国籍となり、いわゆる「新儒教主義」を唱え、また「文化中国」を提起した。

すなわち国境を越えた文化共同体としての「中国」があり、それには大陸、台湾、香港、シンガポールさらにはその他の華僑社会が含まれるという説である。



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                          杜維明氏


哈佛燕京学社についてもいささかの説明を要するかもしれない。

「哈佛」とはハーヴァード大学、「燕京」とは燕京大学のことである。

燕京大学とは、1920年に三つの米ミッション系大学が合併して成立した米国とのつながりの深い大学である。その所在地は現在の北京大学である。いわゆる「解放後」解体され、理科系は清華大学へ文科系は北京大学へ編入させられ、その学園は没収され北京大学となった。
わたしがその地を訪れた頃は下水溝の蓋に「燕京」の字をあしらったものがまだ使用されていた。

この燕京大学卒業生で優秀な成績をおさめたものは、ハーヴァード大学への留学の道が拓けていたので、野心をもったシナ人学生の憧れの大学のひとつであった。清華大学がMITへの留学生の登竜門であったことと相似している。

その関係を踏まえた上でアジア研究機関として設けられたのが哈佛燕京学社である。以来、米国シナ学ばかりではなく、また世界のシナ学上の貢献は大きい。

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                      哈佛燕京図書館



しかし逆に見ればシナと米国の関係の深さを象徴する組織でもあり、米国のシナへのコメットメントがこの関係をつうじて行われている事、現在でも変化はないのだ。

さてその現責任者である杜維明氏はその経歴でもわかるとおり「シナという病」の拡販につとめる知識人である。

「文化中国」という概念は、シナ文明の及んだところ全てをシナの勢力圏とする危険性を孕んでいる。杜教授の真意がどうであろうと、中共はそのようにその「学説」を利用している。

ゆえに海外シナ系学者の内でも杜教授は、歴代中共政府からもっとも歓迎されている人物である。

またかって台湾、香港、シンガポール、韓国が「四匹の龍」またはNIESとしてもてはやされたころ、その経済発展を儒教思想にもとづくものという考えを提起したのもまた杜教授であった。
そうかもしれないし、そうでないかもしれない。その是非もまたここでは問わない。

ただハンチントン『文明の衝突』が提起するようなある文明と他の異なる文明の境に紛争が発生する、という理論に従えば、いま日本が直面しているのはわれわれ日本文明を呑みこもうとするシナ文明の挑戦である。

その意味で、儒教を唯一の学問として珍重した歴史を有し漢字を使用する日本は、「文化中国」の一部とされかねない危険性をもつことが容易に理解されよう

大陸からの移民と現地住民の混血でありあり、原住民以外は福建、広東(客家)人がおもな移民送り出しの地である台湾人は、福建語、客家語をローカル言語とし、国民党による侵略占領後は北京語を国語として強制されてきた。


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                      台湾原住民


それゆえ「文化中国」という概念が受け入れらえるのが容易である事,日本の比ではない。

前回のべた龍應台氏なども「文化中国」の信奉者であると思われる。

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                自らを「中国人」と規定する龍應台氏



出自の曖昧なまたは故郷と切り離された台湾外省人が自己同一化、自己発見をなそうとするとき、文化的な紐帯をたよりにシナ文明文化に擦り寄る事は致し方のないことかも知れない。

がしかしそのことと台湾の国としての独立を味噌糞に論じてはならない。

オーストリアを併合したナチ・ドイツの政治スローガンが「一つの民族、一つの帝国、一人の指導者」(Ein Volk, Ein Reich, Ein Führer)であったことを忘れてはならない。

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「文化中国」という概念はファシズム理論へと転落する危険性の大きい考え方である。「シナという病」の理論的柱である、といってもよい。

「文化中国」を断固拒否する事こそ日本と台湾の生き延びる道である。




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コメント(11件)

内 容 ニックネーム/日時
>ナチ・ドイツの政治スローガンが「一つの民族、一つの帝国、一人の指導者」

北京五輪のスローガン「同一個世界、同一個夢想」
シナチスという呼称が妥当かも。
ftkst
2007/10/22 22:09
お師匠、

うまい!「シナチス」に座布団三枚!これからもドシドシ使いましょう。
マルコおいちゃん
2007/10/22 22:30
ハイル・フ〜!

シナチス、断固お断り!
nhatnhan625
2007/10/22 23:25
武閑老師、

この言葉、ぜひ湖南省あたりで流行らせてほしいものです。シナの革命は湖南から、ぜひぜひ。
マルコおいちゃん
2007/10/22 23:57
この教授に限らず、チャイナな発想そのものですね。
サンフランシスコの一角が独立宣言をしたら、早速、市内で銃撃戦でしょうか。
ナチスと中共の共通キーワードは「古代帝国主義」といっていいでしょうか。
nihonhanihon
2007/10/23 08:41
nihonhanihonさん、
「シナという病」そのものが古代的な天下に覇をとなえたいという病気ですから、シナであるかぎり古代から抜け出る事はできない、というわけです。
マルコおいちゃん
2007/10/23 15:27
なるほど。
nihonhanihon
2007/10/23 17:44
この教授の例を見ても、帰化した支那人は危険かもしれませんね(考えすぎか)

それはそうと、北や南のやり方もナチスに似ていますね
ちょっと、頷ける物があります
sarah
2007/10/23 21:24
sarah姫、
いやあ、危険ですってば。TVに登場する朱某は帰化してませんでしたっけ。同類の工作員が野放しにTVでプロパガンダを繰り返すのは実に剣呑です。

半島の場合は軍事的実力が知れているので実害はありません。しかし日本国内に巣食う彼ら「同胞」の繁殖と内部侵蝕が気がかりです。
マルコおいちゃん
2007/10/23 21:34
北京オリンピック都市計画の指導者がアルベルト=シュペーアの息子:アルベルト=シュペーア ジュニア(1934-)です。ナチス=ドイツの経済実務に辣腕をふるい、ベルリン=オリンピックの都市改造も担当し、ヒトラーの建築家と呼ばれたシュペーアの息子が、北京を手がけるとは、なんという因縁でしょう? ロンドンのタイムズの記事Beijing signs up son of Hitler's architectに記述されており、ガセではありません

まあ、子孫に罪が及ぶということはないのが、現代社会だが、文革で「黒五類」を弾圧した中国共産党が、よりによってよく採用したもんだ。

しかし、ますますベルリン オリンピックに似てきた。

2008/08/08 11:01
玲さん、
ご教示ありがとうございました。該記事には、
A spokesman for the Beijing Olympic Committee said: “Speer’s plans are very similar to what the Beijing city government had wanted. The ‘feng shui’ of the central axis is very good. We don’t mind who Speer is, but we worry a little that other people could misunderstand this.”
とありますが、「人が誤解するかもしれないことを怖れる」という一節や、ご指摘のように「血統」を重視するシナ的文化伝統を見ても、シナ当局が如何にベルリン・オリンピックを手本にしているかが、図らずも露呈しているようです。
丸幸亭
2008/08/08 16:31

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