丸幸亭老人のシナにつける薬

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help リーダーに追加 RSS 台湾における「中国病」患者

<<   作成日時 : 2008/01/22 07:56   >>

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シナ人特有の、世界の中心すなわち「中国」でありたい、「大国」でありたい、という誇大妄想的意識を、「シナという病」と名づけておいた。それは、異民族に武力統治され奴隷として虐げられ見下された長い歴史によるものに発し、意識下に抑圧されたルサンチマンの発露として一挙に奴隷の主人となりたいという幼稚な心理的不安の表れである、と述べておいた。

それを、ここでは少し言葉をかえて、「シナにおける「中国病」」と名づけよう。これで概念がより明確になると思う。

元来、「中国」とは、「自国」「中原」、などが原義であって、「シナ、China」の意で用いられるようになったのは、日清戦争に敗北して、日本に学べとばかり大挙おとずれた清国留学生が、日本には元来はシナから漢訳仏典とともに輸入した「支那」という言葉があり、「唐」「宋」「明」「清」などと王朝ごとに呼び名を変えてきた自称にくらべて、シナ全体を指す便利なものであることにきづき、それにならったものである。すなわち「支那」では意味が理解しにくいため、ふるい「中国」という語をひっぱりだしたものである。(岡田英弘氏の諸著作による)

その呼称の自称他称としての使用法と、それをめぐるあれやこれやの愚弄な変遷はここでは問わない。

わたしは、「支那」よりもむしろ「シナ」を用いている。ひとつには漢字による誤解を避けること、そしてまた学問用語としての「Sina」による。念のため。





さて、前回≪中華民国というペテン≫で述べたように、日本敗戦後に火事場泥棒のの「中華民国」に占領され今日にいたっている台湾には、二つの大きな理由により、シナ大陸と同様の「中国病」患者がやはり存在する。

そのひとつは、シナ大陸からやってきたシナ人そのものが、失われた大陸を夢見て、あるいは故郷から放逐された者のひがみか、その惨めさをごまかすためか、自己欺瞞のために自らを「中国人」と自称していること、がまずある。(全部がそうだとはいわないが)いわゆる外省人である。

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彼らは、占領者、統治者として台湾人を奴隷とみなし、ながくその奴隷主としての特権を享受してきたが、李登輝先生の国民党権力を利用しての巧妙な内部からの改革、すなわち民主化と本土化により、2000年の総統選挙で敗北し下野した。

しかしそれまで彼ら「中国人」は、台湾を「中華民国台湾省」としてあつかい、台湾とは元来関係のなかった北京語を「国語」として強制し、「中国人」としての洗脳教育をさらには反日教育を行ってきた。

その結果、幾世代もまえから台湾に住み「中国」とは関係のなかったにもかかわらず、自らを「中国人」として認識する者もでてきた。台湾人の意識調査で、自己を台湾人、あるいは中国人、さらには台湾人であり中国人であると認定する人々の割合は、台湾人とする者が年々増加してはいるものの、それでも「中国人」とする自己意識するものも根強く残っている。

その理由には、激しい思い込み、すなわち信仰、ショーバイのため、ただなんとなく、など諸々であろうが、上記した外省人と、その思想的奴隷たちが主であろう、と考える。

台湾人が自らをシナの思想的奴隷から解放するについては、李登輝先生が端緒をつけた台湾人としてアイデンティティを高めるための歴史教育もおおいに効果があったろう。また洗脳教育をうけながら、それにもかかわらず、洗脳から自らぬけだし見事に台湾人としてのアイデンティティを確立された林建良先生のような方もおられる。


李登輝先生が唱えられた「早くに来たものも、遅くにきたものもみな台湾人だ、われわれはみな新台湾人」とする外省人と本省人(すなわち台湾人)との融和政策のかいもなく、多くの外省人には台湾人としての意識は希薄である。

もう外省人と本省人などというごまかしはやめて、「中国人」と台湾人としたほうがよいのではないか?そのほうが、よほど問題の所在がはっきりする。

自らが大陸から台湾に逃げ込んできたシナ人自身はともかく、その者たちの子や孫でさえあいもかわらず「中国人」意識を持ち続けているのは、イデオロギーか信仰によるものであると考えざるを得ない。あるいはまさに「中国病」という心の病なのだ

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彼らはいう、「われらは台湾に住む中国人」である、と。つまり台湾は仮の住まいに過ぎない、といっているのだ。




わたしが自ら体験したことを以下に述べよう。あるとき、仕事で台湾にいた。台湾人、「在台中国人」を含んでの会食のとき、どうにも理解しにくいことがあった。会話は北京語で行われていたからまず問題はなかったのだが、「在台中国人」諸君の用語法が一風かわっていたのだ。

「国内の経済発展に乗り遅れるな」とか「国内の民主化はまだ遠い」とか、どうも彼らの言う「国内」とは台湾国内のことを語っているとは思えないのだ。そして彼らのいう「国内」とは「中国内」すなわち大陸のことである、と腑に落ちたのはしばらくしてのことだった。

ことほど左様に、かれらの意識は大陸にあり、自らを「中国人」とする自己規定は強固なものがあるのだ、と知れた。

また在独華僑商工会議所のような組織の旧正月にあったっての挨拶文を目にする機会があった。そこには、「中国人も台湾人もともに両岸統一のためともに努力しよう」などという文面があった。その「中国人」とは前後の文脈から大陸のそれではなく、台湾の「中国人」であることがあきらかだった。その組織は国民党主導のものであったから、その意とするところは明確である。

今年三月の総統選挙には、国民党が権力の座に復帰し強力に「国共合作」を推進しようとしているのだ。馬英九がいま言葉でどうごまかそうと、国民党の願いは、権力を再び奪い返し昔のような甘い汁を吸おう、大陸に大いにコミットしてさらに大きな利権を拾い上げよう、そのためには他人の土地である台湾を売り渡してもかまわない、という事にあることは間違いがない。

彼らこそ、シナからその病原菌を台湾にもちきたった「中国病」患者にほかならない。こんな精神に病をもつものたちに国を託しては危険極まりない。

ある台湾人が日本語でわたしに語った。「あいつらそんなにシナが好きなら、みんなそろってシナへ帰ってしまえばいいのだ。」けだし名言であろう。

台湾がいつまでも台湾人のものであるために、理想的とはいえずとも国民党よりもはるかにましな民進党の奮起を期待し、そして応援しよう!


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コメント(20件)

内 容 ニックネーム/日時
おいちゃんさま,こんにちは。 前のエントリも併せて大変参考になりました。 これからもお願いします!

もう選挙まで2ヶ月くらいでしたか。。。 精神が溶解しつつある我が国からエールを送るのも差し出がましいですが,何とか国民党だけには勝たせないような台湾の皆さんによる英断を願っています。 
umejum
2008/01/22 12:40
 1930年代、国外にいるドイツ人は全てナチの侵略の口実となったと聞いたことがあります。台湾の外省人は、同じように中国にとっての台湾侵略の口実となっているという事ですね。そして外省人、つまり台湾に不当に存在する華僑はその手助けを積極的に行っている連中だという事ですね。
 今回の記事を読んで、私はまだまだ台湾について浅はかな理解しかしていないんだと痛感しました。
ddzggcd
2008/01/22 12:45
はじめまして。ピザテンフォーのyutakarlsonです。台湾の人も大陸の中国の行動など、その背景に何があるのかをよく考えていただきたいと思います。特に、南京虐殺記念館など、昔から中国の反日教育にはすさまじいものがあります。これに関してなぜそうするかという、ことがよくわからない人もいるのではないでしょうか。しかし、多くの台湾の人たちは親日的です。その意味では、台湾のごく一部の人達の動きはあまり気にする必要はないとは思います。
しかし、私は中国の反日教育に関しては、中国ならではのお国事情があるのも確かだと思います。
私のブログでは、中国がなぜ反日教育に躍起になるかその背景に関して記載してみしまた。
是非ご覧になって下さい。
http://yutakarlson.blogspot.com/2008/01/blog-post_19.html
yutakarlson
2008/01/22 15:17
娘の学校の現状、そして私の思いを書きましたが、最近見張られてるので、消去しました。
自分の意見を言えなくなるのって、悲しいです。
★台湾おばば★
2008/01/22 15:42
umejumさん、
台湾の動向が,日本の命運を決するゆえ黙ってみているわけには行きません。総統選挙まではもっぱら台湾関係をエントリーするつもりです。台湾人が台湾の主人である事を否定する動きは、正義からいっても許すことはできません。
マルコおいちゃん
2008/01/22 16:29
ddzggcdさん、
国外移民とナチスとの関係のアナロジーはまさに的確です。「一つの民族、一つの国家、一人の指導者」、というのがナチズムでした。
「一つの中国」というのも理念だけにとどまっている分にはかまいやしませんが、政治外交軍事政策ともなれば、それすなわちファシズム理論になる、というわけです。そのファシズム理論は、北京五輪のスローガンにもはっきりと現われています。現況では、中共ファシズムは、チベット、東トルキスタンにおいてナチズムより凶暴かつ悪烈な行為を継続しています。世界人類の公敵として共同して対峙しなければなりません。
マルコおいちゃん
2008/01/22 16:36
Yamadaさん、
拝見しました。よくまとまったご意見だと思います。しかし貴君のシナの将来に関する「悲観論」は楽観的にすぎると思いますが、いかがでしょう?

ちなみにわたしも、イタリア南部の料理が大好きです。日本のいわゆるイタメシ屋さんへ入ってオリーヴ・オイルやニンニクの香りがしないと、まったくガッカリします。御社のお店ではそのようなことがない、と願っています。
マルコおいちゃん
2008/01/22 16:41
台湾姐さん、
それは国民党によるものですか?ということは、もうすでに尻尾をだしている、ということですね。
もし彼らが政権に返り咲いたときの状況がまさに憂慮される所以です。
台湾ガンバレ!!
マルコおいちゃん
2008/01/22 16:44

ある台湾人が日本語でわたしに語った。「あいつらそんなにシナが好きなら、みんなそろってシナへ帰ってしまえばいいのだ。」けだし名言であろう。
@なんかどっかできいたような、、
  ざいにちなんとかじん問題とオーバーラップ?
みみ
2008/01/22 17:08
みみさん、
そうなんですが、方や寄生者、方や権力者という点が大きく異なります。
マルコおいちゃん
2008/01/22 19:10
おいちゃん、こんばんは。
確かに、今の経済においてシナの市場は無視できないものであることは事実ですが、台湾の本省人の人たちはその歴史においてシナ人の国民党支配の辛酸を舐めさせられてきたはずなのに、シナの走狗である国民党が再び優位にあるというのはなぜなんでしょうか?

馬はどんな甘言を弄しているんでしょうかねぇ・・・。

(陳総統のスキャンダルなどで民進党に失望した・・・というだけではないような・・)
不勉強なもんであいすみません。
huhuhu
2008/01/22 23:41
huhuhu姐さん、
わたしの知る台湾人は、8年も独立のための貴重な時間を無駄にした陳政権に失望した、と言っていました。ゆえに棄権した中間浮動票が多く、地方の基礎票固めのしっかりした国民党に負けてしまったわけです。経済うんぬんは国民党の宣伝でしょう。

総統選挙に関しては、イザで紹介したチャン博士の説をお読みください。
マルコおいちゃん
2008/01/23 00:11
 今日夕方永山さんたちによる新宿駅西口前の街頭演説会に行って来ました・・・が、到着した6時半頃には演説終了、片付けが始まっておりました。残念!!
 最近、これまでの中国人との議論を思い出してみてフッと感じたのですが、相手の体系立った価値観・世界観を土台にした話を、矮小化された屁理屈の断片に分解した上で、その中の小さな論理矛盾をついて大喜びをする中国人って結構いましたね。
 これが出来る中国人は、さすがに皆頭のいい人たちではあるんですが、頭の使い方をどこか間違えているように感じます。
 それに、最終的に中国人には“言葉”が通用しませんね。彼らは“何を言うか”なんてことには何の関心もないようです。とにかく自分の欲求を押し通すために何でも言います。口から出てくるに任せて、全く本当に“何でも”です。
 台湾人もそんな中国人の動物的な言動・行動に圧倒されてしまっているんでしょうかね。
ddzggcd
2008/01/25 22:06
ddzggcdさん、
それはお疲れ様でした。

シナ人と議論するほど無駄な事はありません。理由は、
1.彼の絶対的独善
2.議論の目的は相互理解ではなく独善で相手を屈服させること、
だからです。これも「中国病」の一症状ですね。

ゆえに、圧倒的な力の優位に立ったうえで逆に屈服させるより以外の手立てはありません。

その原則にたっての妥協は可能でしょうが、ただの議論であれば、議論の中で堂々めぐりを繰り返すだけです。「南京事件」をめぐる「議論」の例でもそれがわかります。
マルコおいちゃん
2008/01/25 22:53
 そうかぁ、無駄なことをしてたんですね、私は。
 まぁ、“南京虫が出たんでバルサンを焚いた”なんていう歴史認識の問題ならまだしも、“仕事で約束した時間は守る”とか“公金は自分の金のように使わない”といった問題で数十分も議論して、挙げ句の果てに「この件については今後も話し合う必要がありますね。」なんて言われると、脳の血管がバチバチ切れそうになりますよ。
 話は別ですが、過去の記事を読んでいくと国民党の王金平氏への期待感が高まるのですが、国民党が分裂する、もしくは内部から台湾化するという可能性は無いのでしょうか?
ddzggcd
2008/01/26 09:25
帰国してます。ぐふふ。
図書館のパソコンからよんでますので、ゆっくりよめません(時間制限あり)。
また、シナにもどったらゆっくりとよませてもらいます。ブロックされなきゃいいけど。
nhatnhan625
2008/01/26 13:39
ddzggcdさん、

王金平氏については次回に述べるつもりでいました。もう少しお待ちください。
マルコおいちゃん
2008/01/26 18:14
武閑老師、
お帰りなさいまし。
まずはゆっくり日本を堪能してください、ね。
マルコおいちゃん
2008/01/26 18:16
上海の者ですが、どうやら面白いものを拝見致しました。正直言うと、賛成しかねなかったです。だが、今中国のインターネットで日本に汚い言葉で罵るしかできない僕の「ナカマ」のような中国人と比較すると、こちらのほうがましだ。しかし、あなたの言うこともすべては真実ではございませぬ。この世の真実は、自分の目で確かめるしかありません。一家の論としてこの僕に拝見させて礼を言います。
...
2008/03/21 21:05
...上海からわざわざアクセスありがとうございます。日本にも罵詈雑言を吐き散らすだけの者たちがいるのでお互い様です。わたしは上海で暮した事がある者として、シナの知人友人をひっくるめて罵ることはできません。お世話になった彼らに対しては生涯感謝をささげるつもりです。中共政権に対しては彼らと同様の考えでおるつもりでもあります。このブログは現在休止中ですが、よろしければ他の記事もお読みくださりご批判くだされば幸いです。
マルコおいちゃん
2008/03/25 16:39

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