イデオロギーとは無縁の権力闘争(誤解されつづける周恩来16)

魯迅の有名な詩に「柔石を悼む」と通称されるものがあります。 煩雑になるので訳文だけを紹介します。『魯迅詩話』(高田淳、中公新書、昭46年)から引用します。一部読解困難と思われる漢字をひらがなに訂正します。 長夜に慣れて 春時を過ごし 婦をたずさえ雛(こ)をとりて 鬢に糸あり 夢裡に依稀(おぼろ)たり 慈母の涙 城頭…
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日本アジア主義の残滓とシナ幻想

三十五年前「日中友好」という耳あたりのいい政治スローガンに表現される中共による日本属国化戦略にやすやすと乗らされ、いままた「東アジア共同体」などという空虚な幻想に甘い夢をみる日本人にはアジア主義の残滓があり、そこを見抜いた中共により思想工作をしかけられているのではないか、と 「周恩来の高笑いと日本アジア主義の残影」 http://m…
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「世界の中心」の田舎芝居

さて、いわゆる「華夷秩序」によれば、「中華」が世界の中心で、それをとりまく「東夷西戎南蛮北狄」は、「中華」の文化に畏れ入り朝貢をなし、「中華」の天子から封ぜられる、という形をとります。 シナ的「世界」では、天子が諸侯を各地の王侯に封ずることを「封建」といい、その詔書を「封冊」といいます。その権力分配の制度にちなみ、「中華」周…
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群集の愛国的尊大さ、シナにつける薬としての魯迅11

「中国人はもとより些か尊大である。ただ惜しむべきは「個人の尊大さ」はなく、すべて「群集の愛国的尊大さ」であることだ。これすなわち文化の競争に失敗した後、奮起して改善できない原因である。」 と書き始めるのは、雑感『三十八』、やはり1918年の『新青年』に発表され、『熱風』に収められました。 「個人の尊大さ」はお…
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世界から押し出されるシナ、シナにつける薬としての魯迅10

前回紹介した、『雑感 三十五、国粋』に続いて『三十六』があります。ともに1918年の『新青年』に発表されました。 『新青年』は「文学革命」や「五四運動」に影響をあたえた雑誌として有名です。その文章で魯迅は、実に示唆に富む、現在のシナ人諸君に是非再読再考してもらいたいものを含んでいます。 「現在多くの人…
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シナの世界観の淵源

人が茫漠たる大地に立ち、果てしもない地平を日々ながめ暮らしながら抱く世界観とは、どんなものでしょうか? 其の一例がシナの世界観であろうと思われます。 とくに一望千里のみわたす限り黄色い土だけの黄土平原で誕生した、シナ文明を形成したグループの抱く世界観は、丸い天球と、その果てにつながる大地によって規定されるのが容易…
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「中国」とは国なのか?

旧稿二篇を採録して、皆さんの参考に付したいと思います。一部、重複した記述もありますが、互いに補うものとして読んでいただければ幸ひです。 一篇は、宮崎正弘氏著『中国瓦解』のレヴィーです。一年以上も前の出版ですが、そこで述べた意見はいまだ有効であると思われるのであえて再録します。 シナと呼称すると、採用されないこともあるので、意…
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誤解されつづける周恩来15、「八七会議」から左翼冒険主義へ

「八七会議」で急遽「八一蜂起」を追認しさらに「革命根拠地」建設をあらたな目標にすえたCCPは、周を中心に各地に根拠地を作り上げます。毛沢東の江西ソヴィエト区以外の根拠地は、周が人を派遣して建設させたのです。また周以外に軍の再建を組織する能力のある人材はいなかったのでしょう。 しかし時はまだ「八七会議」のころに留まり…
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ビルマのシナ化と地政学的影響

メコン川はシナに発しビルマ、ラオス、タイの国境を成しカンボジアを通過してサイゴンを抜けて南シナ海へ流れ込む。 この地域でシナと直接国境を接するのはヴィエトナム、ラオスとビルマである。しかしヴィエトナムは歴史的にシナへの警戒感は強く、近くは1979年の鄧小平の国内政局をにらんだ策略により「懲罰」という名の侵略のため攻め込んだいわゆる…
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イタリアへのシナ人流入

メコン川流域へのシナ人流入について述べる前に、過去記事でイタリアへのシナ人流入についてリポートしたものを採録しておきます。シナ人の大移動と受入国のあるべき姿勢への教訓が汲み取れるはずです。 なおこの過去記事は宮崎正弘先生のメルマガに投稿して掲載されたものを『ヤダヤダ日記』に再録したものでした。 尊敬する宮崎先…
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あるインドシナ華僑との会話二題

以前、 シナ文明の構造から生まれる「シナという病」II, http://marco-germany.at.webry.info/200709/article_47.html  なぜシナ人は大移動するか、の記事において、 「流入した圧力は第四の力動的な流れをより圧力の低い南方の西江流域と南西の雲南-貴州の盆地へ送り込む圧力を作…
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誤解されつづける周恩来14、南昌蜂起の歴史的意味とは?

北伐をCCPサイドからみると、もちろんコミンテルンのその戦略と切り離してみる事はできません。それはCCPが、他国の共産党同様にコミンテルン・シナ支部にしかすぎなかったからです。 第一次国共合作が北伐という軍事行動で実現したのは、コミンテルンがKMTとの合作をつうじてシナ革命を遂行しようとしたからですし、誕生したばかりのCCPをKM…
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ベルリンの闇と社会主義ブルー

1985年にソ連共産党書記長に就任したゴルバチョフが、いったいどういう男で何をしでかすかまだ不明なころ、わたしは北京発の国際列車に乗り込みシベリア経由でベルリンへ向かった。それがわたしの一年ほどの短いシナ滞在の締めくくりであった。 そのシベリア横断一週間の列車の旅の回想を、旅行記ともいえぬ印象記ていどの短い形でイザ版ブログ「マルコ…
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発作的シナ語講座6、「ファック・ユア・マザー」はどう言えばいいの?

前回のシナの国罵 <他媽的>について、吾輩がこう述べたことを覚えておろうね? ホントは「你媽的」(「お前の母親とファックする」、または「してやる」)と言いたい所なのであろうが、そこまで直接にいってしまうと殺し合いにまで発展するので。すこし理性を働かせて三人称の罵りに抑止しているのである。 しかし実はちゃ…
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国粋と国罵について、シナにつける薬としての魯迅9

2006年ドイツ・ワールド・カップの決勝戦は、フランス・チームのジダンによる驚きの頭突きで実質上幕を下ろした。敗軍の将・仏チームの監督は、「君達はジダンが退場したいがためわざわざ頭突きをしたと思うかい?」と記者団に語った。 後日談として当の頭突きを喰らったイタリア・チームの某選手は「ジダンの母親と姉についてのきつい冗談をかましたんだよ…
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誤解されつづける周恩来13、共産党軍の旗揚げ

8月1日の南昌蜂起が、いかに重要な歴史的出来事であったかは、いわゆる「人民解放軍」がその日を以ってして「建軍記念日」としていることからも知れます。またPRC建国以後に軍が「十大元帥」を選出する際に、南昌蜂起参加の有無が最低の基準になったといわれています。 1957年に描かれた南昌蜂起の宣伝画。中央の白シャツが周。その後ろ…
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周恩来の高笑いと日本アジア主義の残影

前回、いわゆる「日中国交正常化」に際して、毛沢東から田中角栄に手渡された『楚辞集注』が日本への亡国化の記号としての役割をシナ国内で果たした事を述べた。若干の補充が必要であろう。 『日本解放第二期要綱』というものがある。 中央学院大学の西内雅教授(故人)が昭和47年にアジア諸国を歴訪中に入手した中共秘密文書である。『国民新聞』…
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周恩来の高笑いがいまなお響く「日中正常化」三十五周年

1970年までの中共は日夜「日本軍国主義復活」をとなえ、いわゆる「四次防」第四次防衛計画により防衛整備を実行するわが国に警戒感をあらわに牽制を繰り返していた。 その中共が手のひらを返すがごとく「日中友好」を唱え始めたのは1971年からであった。 そのことは毛沢東の後継者として憲法にも記載された林彪が、毛沢東暗殺を謀りながらも…
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ピッグ・トレードという名のシナ人奴隷貿易

『東洋の魔笛』ナルトさんとの約束で、「ピッグ・トレード」につきイザ版にエントリーしたものです。 「Sina.com」は「愛国主義」的で反日的なサイトですが、以下のような記事がありました。 【苦力贸易】 http://news.sina.com.cn/vote99/htm/hryms/klym.htm …
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シナという病の症例と原因

「中国」は大国だし、そうでなければならない。 「中国」は世界の中心だし、そうでなければならない。 「中華民族」は偉大だし、そうでなければならない。 ざっと簡単に目立つところの症状を挙げれば以上のようであるが、そのような症状を表すものは、シナ人と他国人とを問わず、「シナという病」(チャイナ・シンドローム、シナ症候群)に罹っていると見…
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