テーマ:シナの変容

習近平を近距離観察

再録ついでに昨年8月にイザにエントリーした<習近平を近距離観察 >シリーズも再録しておくことにします。 昨年の中共十七全大会で、コキントウの後継者になりあがった習近平についてはナゾが多く、やれ「上海閥」だの、「太子党」だのととりざたされています。 「上海閥」とは、とんでもない勘違いに違いありませんが、「太子党」とは…
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「わたし」の変容

おもいがけず長い間更新が滞ってしまった。このまま放置モードにしてしまおうかとも考えたが、それではいままでお付き合いくださった少数ではあるが親密な読者の方々にあまりに失礼であると思い直した。 この間、このブログを派生させる元となった<マルコおいちゃんのヤダヤダ日記>(後に<丸幸亭冷屁斎老人独言日録>と改名)も放置モードにしてしまった…
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【シナの変容】 義による人々

「義」、とはわれわれがシナから輸入し現に使用している概念ですから、意味上はシナのそれとほとんど違いがありません。 仁義礼智信、とは儒家のいう「五常」です。「五倫」とも「五徳」ともいって人が常に持つべき倫理(モラル)をのべたものです。なかでも「仁」と「義」はその中心となるものです。しかし≪論語≫にはこれらの語を並べて論…
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【シナの変容】 秘密結社のガイスト

二ヶ月あまりも更新が滞ってしまい、申しわけありませんでした。 イザ版に述べておいた理由により、しばらく韜晦しておりました。 このシリーズでは、民間宗教と秘密結社という、シナの裏側から、来るべき「シナの変容」を透視するという、大それた試みを志したため、自分の非力さ無能さをかみ締める韜晦の日々でした。 それでも、とりあえず…
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【シナの変容】 シナ秘密社会の概観

『洪門人による洪門正史―歴史・精神・儀式と組織』の世界に遊ぶ前に、まずシナ秘密社会の概観を。 イタリアン・マフィアの例でもわかるとおり、およそ近代成立以前のワイルドな社会にはそのような秘密社会はよく見られるものですが、シナ社会特有の秘密社会のあり方の特徴は何かと問えば、それは強力な中央集権権力から収奪され続けた民衆が自ら…
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【シナの変容】 弥勒殿に鎮座まします布袋様

ここで弥勒と布袋の関係について述べておこう。 さて、シナの仏寺建築プランは、宋代に「伽藍七堂形式」(七堂伽藍といっても同じだが、日本語では寺の堂が多くそろった様をいうのみ)が成り、ほぼ現在に至る。その形式とは、仏が北座南面する中心としてその南北を主軸とする一線に七つの殿堂を配置する。 その七つとは、南から、 山…
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【シナの変容】 革命シンボルとしての弥勒

シナの仏教は、おおきく禅、浄土、密に分けられる。禅は文化人知識人に好まれ、民衆は浄土に往生することを希求するのは日本と同様である。また密教は、唐時代に伝来し不空が大成したものの、その弟子・恵果が日本の空海に伝法して東渡させたためか、シナ本土では栄えず、チベットに伝来したものがいわゆる「ラマ教」としてその地に栄え、チベット以外ではモンゴル…
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【シナの変容】 短命だった世界帝国

武照が唐を中断させる弥勒革命を成功させたのは690年であったことはすでに述べた。このころ後代に深い影響をおよぼす宗教的できごとがもうひとつあった。マニ教のシナへの伝来である。694年のことであった。 マニ教はペルシア起源の宗教で、ゾロアスター教、ユダヤ教、キリスト教グノーシス派などをミックスした宗教であったようで、一時は…
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【シナの変容】 革命の変質

シナにおける革命とは、「天命を革める」ことに他ならない。しかし、ご承知のように「馬上天下をとる」ことがゲンジツであって、あらたに皇帝権力を手に入れたものが天命を云々するにすぎない。このゲンジツを毛沢東は、「鉄砲から政権が生まれる」(槍杆子出政権)と喝破した。 この中共政権第一期の皇帝が、その死期を悟るに大隕石の落下をもっ…
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【シナの変容】 洛陽、トポス・ブッデイスモ

洛陽は、「中国」すなわち首都として「中国」(こちらは中原の意)の中心であった。だからいわば「中国の中国」である。漢代に成立したシナ・イデオロギーの宇宙論的定位によれば、この都市は天下・世界の中心として永遠に首都たるべきであった。それゆえか、インドから請来された仏教においても、この「中国の中国」は重大な意味を有することになった。 …
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【シナの変容】 毛沢東が聞いた天命

シナの宗教性と精神生活についてのいくつかのスケッチを試みてみよう。それを以ってやり残した宿題処理の方向を確認したい。 毛沢東はその最晩年の生活において、二人の女性しか身辺に寄せ付けなかった。 一人は、毛が江青と別居して以来の事実上の妻であり、いわゆる「生活秘書」の張玉鳳であ…
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【シナの変容】 シナの宗教性と民衆叛乱

鄧小平のいわゆる「経済改革」路線とは、共産党の指導を堅持しながら資本主義を導入することであった。人民の物欲の開放は、その政策をささえる大動力となって、うますぎるほどに機能してきた。とくに都市部での見かけの上だけの成功でも外国人とシナ人自身もあざむくのに十分なようにも見える。 またその物欲の追求の自由の公認は、シナ文明のマ…
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【シナの変容】 集合無意識とサルのイモ洗い

さてやっと「シェルドレイクの仮説」を利用してのシナの変容を促すことができるかどうか考察できる地平に立つことができた。 「シェルドレイクの仮説」は、ユングの仮説を補うものでもあるし、またユングの仮説により「シェルドレイクの仮説」は納得されうるものでもある。仮説同士があいおぎなう、という状況は、いわゆる「科学」を信仰する者に…
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【シナの変容】 むき出しの人間たち

さて、わたしはシナ遊学中にしりあったシナ人のほとんどが前回第二のシナ人としてあげた都市住民であって、農民たちと直接交流があったわけではなかったし、もちようもなかった。ただわずかに彼らのその凄惨悲惨な生活といくらかの行動を垣間見ただけであった。 シナの農民指導者から身を起して皇帝になりあがった毛沢東は、その自己の政治資本を…
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【シナの変容】 見えないシナ人

シナには悪魔だけがすんでいるわけではない。その多くはやはり血の通った人間なのだ。しかし「日中友好」などと見かけのよい言葉ヅラとはことなり、両国民はおたがい遠くはなれ、あるいは遠ざけられているから、その肌身の暖かさがつたわらない。 しかしここでは、シナ人といっても大きく分けて三種にわけられることを確認しておきたい。 …
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【シナの変容】 揚州にあらわれた仙人

圧倒的に無残なシナの現状のなかに逼塞している人々の声なき声を聞かねばならない。 わたしが江南を旅しているときであった人のことを紹介しよう。 そ れは揚州のバス・ステーションのことである。バスは、対岸の鎮江からフェリーにのって揚州についた。そこでホテル行きのバスに乗り換えねばならなかった。 タクシーはそのころは外国人用ホテ…
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【シナの変容】 「シェルドレイクの仮説」

「シェルドレイクの仮説」とは、ご存知の方も多いと思うが、英国人ルパ-ト・シェルドレイク(Rupert Sheldrake)がとなえた仮説で、ウィキペディアが実にうまく整理している。 この仮説は以下のような内容からなる: 1. あらゆるシステムの形態は過去に存在した同じような形態の影響を受けて、過去と…
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シナの変容

シナの問題はすべて量に還元できる。つまりあまりに量が多すぎる、ということだ。人口しかり、官僚の腐敗、環境汚染、資源の浪費、すべてその量の大きさこそが問題なのである。 この指摘は、宮崎市定というシナ学の碩学によって、現在のような種種の問題があきらかになる以前とっくの昔にもうすでに的確になされていたのだが、そのことに注意をむけた論…
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